生物は多様です。
写真の植物は何の植物でしょうか?コケ植物にそっくりですが、実は、花を咲かせる被子植物の仲間です。この仲間はカワゴケソウ科というグループに分類されます。カワゴケソウ科の植物はすべて、川の早瀬や滝などの激流に晒されながら、必死に(かどうかはわかりませんが)岩にくっついて生活しています。岩と水流の間のとても過酷な環境で、平らな形を獲得し、世界の熱帯や亜熱帯を中心に広く分布を拡大しました。このように生き物は、地球上の様々な環境へ適応を続けてきました。その集大成として、現在の生物多様性ができあがっているのです。私は、水生植物を使って、生物の多様性が獲得されてきた過程について研究をしています。
2022年4月– :千葉大学大学院 理学研究院 日本学術振興会特別研究員(RPD)
2018年4月–2022年3月 :千葉大学大学院 理学研究院 日本学術振興会特別研究員(RPD)
2017年4月–2018年3月 :国立科学博物館筑波実験植物園 特別研究生/「オフィス伝わる」開設
2013年4月–2017年3月:日本学術振興会 特別研究員(PD)/日本女子大学理学部 学術研究員
2012年4月–2013年3月:金沢大学理工学研究域 博士研究員/ルンド大学 博士研究員
2009年4月–2012年3月:金沢大学大学院自然科学研究科 博士後期課程/日本学術振興会 特別研究員(DC1)
2007年4月–2009年3月:東京大学大学院理学研究科 生物科学専攻 修士課程
2003年4月–2007年3月:筑波大学第二学群生物学類